【青森県】菜の花絨毯に包まれる感動体験!心満たす横浜町の旅

菜の花畑 青森 横浜町

春の訪れとともに、青森県・横浜町は一面まっ黄色の菜の花畑に包まれます。風景はまるで物語の中の世界のようで、ただ眺めているだけでも心がふっと軽くなる、そんな場所です。

町を歩けば菜の花の香りがふわりと漂い、道の駅では地元ならではのグルメやお買い物も楽しめます。のんびり春を感じる旅行をしたいなら、今年は横浜町で決まり!

目次

横浜町ってどんなところ?菜の花の町の魅力

日本最大級の菜の花畑として知られる小さな町
<日本最大級の菜の花畑として知られる小さな町>

横浜町(青森県)は、下北半島のむつ湾に面した町で、菜の花の絶景スポットとして知られています。また、風力力発電が盛んな"風の町"でもあり、自然豊かな風景と素朴な町の魅力が同居するのどかな地域です。

横浜町は、かつて 「横浜村」 として呼ばれていた時期があり、地元の人々は農業を中心に生活してきました。冬は非常に寒く、厳しい寒さが特徴です。

特に海からの冷たい風が吹きつけることが多く、冬季には積雪も見られます。冬の平均気温は氷点下にも達することがあり、雪が多い地域です。

春、夏は短いですが、温暖で快適な気候が続きます。特に菜の花の季節はおすすめです。厳しい冬の寒さをり越えた後に咲く菜の花は、特別な美しさがあり、冬の寒さがあってこその春の絶景で、県内外から訪れる人を魅了しています。

一面の黄色!菜の花畑の見どころとベストシーズン

毎年5月に行われる横浜町の菜の花フェスティバル
<毎年5月に行われる横浜町の菜の花フェスティバル>

横浜町の菜の花畑は、特に「大豆田地区(おおまめだちく)」が有名な菜の花のスポットとなっています。この地域では、菜の花の開花時期に合わせて「菜の花フェスティバル」が開催されます。

菜の花フェスティバル

菜の花マラソンやステージショーをはじめ、「菜の花大迷路」などの様々な催しが行われ、青森県ならではの特産品の販売もあり、青森の大自然を楽しめます。

菜の花のベストシーズンは、例年は5月初旬から下旬です!「菜の花大迷路」は、菜の花開花期間中毎日開園しています。
(入場の際は100円以上の募金をお願いしております。)

また、フェスティバル会場だけでなく町のいたるところから菜の花を見学する事が出来ます。

私が訪れた時は晴天が続き、息をのむような真っ青な空と八甲田の山々、力強く回る風車と菜の花のコラボ、まるで絨毯のように広がる光景と、甘い香りが五感を満たす絶景で、特別なひとときを過ごすことができました。

そして、菜の花の満開時期が終わると「菜種油」として加工されます。横浜町の丁寧に手作りされた菜種油は道の駅などで購入でき、お土産にするととても喜ばれます。

むつ湾に面している横浜町では、ホタテやウニ、ナマコと使った青森県ならではの海の幸も堪能出来ます。5月の東北旅行は、五感を揺さぶる菜の花づくしとグルメ旅になること間違いなしです。

菜の花鑑賞する際のお願い
<菜の花鑑賞する際のお願い>

  • 菜の花は農家の敷地に作付けされた換金作物です。許可なく菜の花畑に立ち入ることはできません。
  • 畑の入り口や畑の周辺、路上に駐車しないようお願いいたします。
  • 菜の花畑に面した道路は農免道路です。農作業の妨げとならないよう配慮をお願いいたします。

横浜町へのアクセス

新幹線とバスを利用する場合

  • 新幹線:東京駅から東北新幹線「はやぶさ」または「やまびこ」に乗車し、盛岡駅で下車。
  • バス:盛岡駅からは、横浜町行きの高速バスを利用。所要時間は約2時間30分。

車の場合

東京から東北自動車道を北上し、盛岡南ICで降り、国道4号線を経由して横浜町へ。自然体験ランド自然苑に隣接していますのでコチラを目指してください。

※菜の花フェスティバルの期間のみ臨時シャトルバスが運行されますので、公共機関をご利用いただくと便利です。

自然体験ランド 自然苑

  • 青森県上北郡横浜町大豆田98-64

※自然体験ランド自然苑は「菜の花フェスティバルinよこはま」の会場に隣接しており、菜の花フェスティバル会場及び菜の花大迷路は自然体験ランド 自然苑の施設を目指すことをおすすめします。

青森県横浜町・下北エリアのおすすめコース

本州最北東端の岬・尻屋崎
<本州最北東端の岬・尻屋崎(しりやさき)>

横浜町の菜の花を目的に観光するのもおすすめですが、バスや車で横浜町から下北半島の北部にもアクセスが可能です。横浜町から約1時間程度の東通村に位置する本州最北東端の岬で絶景ポイントがあります。

写真の「尻屋埼灯台」は、灯台の中の階段を登ると津軽海峡と太平洋を望むことが出来て、晴れた日には海の絶景が広がります。また、周辺の牧草地では日本の在来馬、「寒立馬(かんだちめ)」が放牧されています。

4月から6月にかけては出産シーズンで、仔馬に出会えるチャンスがあるかもしれません。私が訪れた時は、感染症対策の為に遠目からの見学となっていました。

下北半島の広がる景色

写真の「寒立馬」は見えますか?寒冷な気候と粗食に耐える農用馬の姿を是非のぞいてみてはいかがでしょうか?

下北半島は神奈川県ほどの面積でとても広いです。旅行期間が長く取れる場合は、横浜町を起点に、尻屋崎方面へ、更に北上して大間のマグロが食べられる「大間崎」、日本三大霊場の「恐山」、名勝「仏ヶ浦」など下北半島を一周しても楽しいかもしれませんね。

尻屋埼

  • 住所:青森県下北郡東通村

まとめ

日本最大級の菜の花畑が見学できる、青森県横浜町の絶景や見どころ、アクセスをご紹介しました。

東北の春は短いですが、絶景や美味しいものがギュッと凝縮されています。黄色い絨毯に包まれる菜の花の絶景に会いに行ってみてください。

※この情報は2022年5月の取材に基づくものを、2025年4月にデータを更新したものです。

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みちたび

福岡県在住、旅行会社勤務歴約30年です。現在は、東北地方と九州地方のツアーをコーディネート、ツアーコンダクターとして現地を案内しています。地元の人と一緒に情報発信しています。

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