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【2025年】箱根のニューオープン・新スポット情報!

国内でも人気の温泉地・箱根。近年、自然の中でさまざまな体験ができる施設やミュージアム、こだわりのカフェやホテルなど、新たなスポットが続々と誕生しています。
今回は、2023年から2025年にかけてオープン・リニューアルした注目のスポットやお店、宿泊施設を12か所厳選してご紹介します。久しぶりに訪れる方も、初めての方も、ぜひ旅の計画の参考にしてみてください。
目次
1. 箱根の新しいスポット
箱根は温泉だけでなく、自然やアートなど楽しみ方は多種多様。最初に、個性あふれる新スポットを4ヶ所ご紹介します。
ちきゅうの谷(2025年4月25日オープン)
<写真提供/小田急箱根>
箱根・大涌谷(おおわくだに)に誕生した「ちきゅうの谷」は、約3000年にわたる火山活動が生み出した大自然を体感できる施設です。
噴煙が立ち上るダイナミックな景観を背景に、自然の息吹を五感で感じる体験が大きな魅力。360度の風を全身で味わえる「風の輪テラス」や、迫力ある火山地形を間近で望める「息吹のデッキ」、のんびりくつろげる「大空のほとり」など、自然との一体感を楽しめるスポットが充実しています。
さらに、地元食材をふんだんに使った「特製大涌谷カレー」や、動物をモチーフにした「タニマルソフト」といったオリジナルグルメも充実。自然の迫力を肌で感じながら、絶景や食を通して非日常を満喫できる、箱根の新たな魅力発信地として注目を集めています。
- 住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1251
- アクセス:箱根湯本駅から箱根登山バス(T路線)「桃源台」バス停まで約41分、箱根ロープウェイ(大涌谷行)で「大涌谷駅」まで約16分、下車すぐ
- 公式サイト:ちきゅうの谷
箱根駒ヶ岳 芦ノソラ(2025年4月25日オープン)
<写真提供/箱根 駒ケ岳『芦ノソラ』>
「箱根駒ヶ岳 芦ノソラ」は、箱根・芦ノ湖畔から標高1,356メートルの駒ヶ岳山頂へと続くロープウェーがリニューアルして誕生したスポットです。
約7分間の空中散歩を楽しんだ先には、芦ノ湖や富士山、相模湾、さらには東京方面まで見渡せる大パノラマが広がります。山頂には地上から突き出した展望デッキ「芦ノソラ」や、海を望む「海ノニワ」、富士山と一緒に撮影できる「富士ノガク」など、自然を満喫できる施設が充実。
駅舎では、軽食やオリジナルグッズも購入可能です。さらに、山頂には箱根神社の奥宮「箱根元宮」もあり、パワースポットとしても親しまれています。箱根の絶景を存分に堪能できる、箱根の新たな注目スポットです。
- 住所:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根139
- アクセス:小田原駅東口から伊豆箱根バスで「箱根園」バス停まで約1時間20分
- 公式サイト:箱根駒ヶ岳 芦ノソラ
HAKONATURE BASE(2023年4月28日オープン)
<写真提供/HAKONATURE BASE>
箱根湯本駅から徒歩約7分の場所に位置する「HAKONATURE BASE(ハコネイチャーベース)」は、自然体験をテーマとした複合施設です。
観光やアクティビティの拠点としてはもちろん、旅の合間に立ち寄るのにも便利な立地で、箱根の自然と日常をつなぐハブとして機能しています。
館内には、箱根で焙煎されたコーヒーや地元ジビエを使ったソーセージドッグが味わえるカフェラウンジを併設。さらに、シャワーブースやロッカー、コワーキングスペースも完備されており、トレッキング前後のリフレッシュやワーケーションの拠点としても活用できます。
アウトドアブランド「THE NORTH FACE 箱根店」や、箱根の天然水で醸造したクラフトビールを楽しめるブリュワリーレストラン「GORA BREWERY PUBLIC HOUSE」も同施設内に併設されており、自然体験とライフスタイルを融合させた空間に。食・買い物・仕事・休息がすべて一か所で完結する、新しい滞在スタイルを提案するスポットです。
一人旅はもちろん、友人や家族との旅行にも対応する、多様なニーズに応える場所として注目を集めています。
- 住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本740
- アクセス:箱根湯本駅より徒歩7分、無料シャトルバス1分
- 公式サイト:HAKONATURE BASE
ミュージアムパーク【はこにわ】(2023年4月26日オープン)
<写真提供/はこにわ/箱根ドールハウス美術館>
箱根・芦之湯にある「ミュージアムパーク はこにわ」は、「子どもと一緒にコドモになれる」をコンセプトにした体験型複合施設です。
約9,500平方メートルの広大な敷地には、日本唯一のドールハウス専門美術館「箱根ドールハウス美術館」をはじめ、世界各国の精巧なミニチュア作品が展示されています。屋内の「ジオラマウンテン」では、スイスのパノラマ列車やSL機関車の模型を実際に走らせることができ、ミニチュアの世界に入り込んだかのような体験も。
さらに、屋外では子どもから大人まで乗れるミニSL「ピクシー号」や、公道走行が可能なクラシック・ミニオープンカーのレンタルもあり、自然に囲まれた環境でドライブも楽しめます。一棟貸しの宿泊施設「はこヴィラ」も併設されているため、世代を問わずさまざまな体験を満喫できるスポットです。
- 住所:神奈川県足柄下郡箱根町芦之湯84-55
- アクセス:箱根湯本駅から箱根登山バスで「芦之湯」バス停まで約30分、下車すぐ
- 公式サイト:ミュージアムパーク はこにわ
2. 箱根の新しいお店
旅先ならではのグルメや、ここでしかできない体験も魅力のひとつ。続いては、箱根にオープンした人気のお店を4か所ご紹介します。
芸者カフェバーはな(2025年1月23日オープン)
箱根湯本見番の1階にオープンした「芸者カフェバーはな」は、箱根芸者の文化を身近に感じられる新感覚のカフェバーです。
これまで観光イベントや特別な席でしか触れることのできなかった芸者文化を、カジュアルに体験できるのが大きな魅力。店内では、現役の芸者衆が接客を担当し、伝統的なおもてなしの心を込めたサービスを提供しています。
メニューには、地元・箱根の食材をふんだんに使った料理や、季節の素材を取り入れたオリジナルカクテルなどがそろい、食事を楽しみながら芸者文化に親しむことができます。落ち着いた和モダンな空間で、古き良き日本と現代の文化が融合した特別な時間を過ごせるのも魅力のひとつ。国内からの観光客はもちろん、訪日外国人も数多く訪れる人気のお店です。
- 住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本694
- アクセス:箱根湯本駅から徒歩約3分
- 関連ページ:「芸者カフェバーはな」開店営業中(箱根湯本芸能組合)
葵ベーカリーカフェ(2024年3月9日オープン)
仙石原の自然豊かなエリアにたたずむ「葵ベーカリーカフェ」は、箱根の食材をふんだんに使った手作りパンと、厳選されたコーヒーを提供するベーカリーカフェです。
店内は木の温もりがあふれる落ち着いた空間で、窓からは仙石原の美しい景色を眺めることができます。人気商品のクロワッサンをはじめ、季節限定のフルーツデニッシュや、素材にこだわった食パンなど、焼きたてのパンはどれも絶品。
カフェスペースでは、パンと一緒にコーヒーや紅茶などを楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごせる箱根で人気のカフェです。
- 住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1246-689
- アクセス:箱根湯本駅から箱根登山バス「仙石高原」バス停まで約30分、下車徒歩約4分
- 公式サイト:葵ベーカリーカフェ
はこね天空のテラス(2024年1月28日オープン)
強羅の高台に位置する「はこね天空のテラス」は、箱根の雄大な自然と絶景を一望できるカフェ&展望スポットです。
開放感あふれるテラス席からは、晴れた日には富士山や相模湾まで見渡すことができ、そのパノラマビューは圧巻の美しさ。店内では、地元の食材を使用したスイーツやドリンクが提供されており、季節ごとのフルーツをふんだんに使ったパフェや、オリジナルブレンドのコーヒーが人気を集めています。
昼間の絶景はもちろん、夕暮れ時のサンセットや夜景も楽しめるため、時間帯を変えて訪れるのもおすすめです。普段は体験できないような、豊かな自然の中でゆったりとした時間を過ごせるお店です。
- 住所:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300ー694
- アクセス:小田原駅東口から伊豆箱根バスで「二の平入口」バス停まで約30分、箱根登山バス「強羅駅」バス停まで約10分、下車徒歩約3分
- 公式サイト:はこね天空のテラス
わわ(2024年5月13日オープン)
箱根湯本にある「わわ」は、日本各地の窯元から店主自ら厳選した器を取り扱う、和のぬくもりあふれるセレクトショップです。
店内には、益子焼や清水焼、砥部焼など、地域ごとの伝統や個性を感じさせる器がずらりと並び、日常の食卓を彩るアイテムから、特別なシーンを演出する逸品まで幅広くそろっています。すべての器は、店主が実際に窯元を訪れて選んだもの。手仕事のぬくもりを感じながら、自分だけの一品を見つける楽しさも魅力です。
店内にはキッズスペースも完備しており、小さな子ども連れのファミリーでもゆったりと買い物を楽しむことができます。旅の思い出や大切な人へのお土産探しにもぴったりな、ぬくもりあふれるお店です。
- 住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本226-1
- アクセス:箱根湯本駅から徒歩約10分
- 公式サイト:わわ
3. 箱根の新しい宿(ホテル・旅館など)
旅の楽しみのひとつが宿選びです。最後に、新しくオープン・リニューアルした(もしくはこれからする)注目の宿泊施設を4か所ご紹介します。
界 箱根(2025年8月1日リニューアルオープン)
<写真提供/界 箱根>
箱根湯本の豊かな自然に囲まれた「界 箱根」は、静かな渓流沿いにたたずむ温泉旅館です。
「界 箱根」のテーマは、「箱根ごこち」。東海道を行き交った旅人の文化に着想を得た、心温まる時間を過ごすことができます。
ひのき造りの半露天風呂では、川のせせらぎとともに四季折々の絶景を楽しめ、全客室からも川の流れを望むことが可能。食事は、明治時代に箱根の地に根付いた西洋文化を取り入れた牛鍋をはじめ、地元食材を生かした和洋折衷のコースなど、箱根ならではの料理が用意されています。
館内には、茶屋文化を現代風にアレンジした休憩スペースもあり、湯上がりにほっと一息つくのにぴったり。
「界 箱根」は2025年8月にリニューアルオープンを控えており、さらに洗練されたおもてなしが期待される注目の温泉宿です。
- 住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋230
- アクセス:箱根湯本駅から箱根登山バスで「葛原」バス停まで約10分、下車徒歩約5分
- 公式サイト:界 箱根
キャンプ&スパ 山の音(2025年4月オープン)
<写真提供/箱根小涌園ユネッサン>
「キャンプ&スパ 山の音」は、箱根・二ノ平の緑豊かな森の中にオープンした、新感覚のグランピング&スパ施設です。
広々とした敷地内には、グランピングテントやキャビンが点在し、全プランに専用の温泉風呂が備えられているのが大きな特徴。チェックインからアウトドア体験が始まり、昼は森林浴や焚き火、夜は満天の星を眺めながら非日常の時間を過ごせます。
各棟には屋外ダイニングスペースが用意され、地元食材を使ったバーベキューを楽しむことも可能。さらに、施設に併設された温泉スパ「森の湯」では、広々とした内湯や露天風呂でゆったりとくつろぐことができ、心身ともにリフレッシュできます。
アウトドアの解放感と、温泉リゾートの心地よさを一度に味わえる、箱根ならではのぜいたくな癒しスポットです。
- 住所:神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297
- アクセス:箱根湯本駅から箱根登山バスまたは伊豆箱根バスで「小涌園」バス停まで約20分、下車すぐ
- 公式サイト:キャンプ&スパ 山の音
Rakuten STAY TERRACE 箱根小涌谷(2024年11月1日オープン)
<写真提供/楽天ステイ>
「Rakuten STAY TERRACE 箱根小涌谷(こわくだに)」は、豊かな自然あふれる小涌谷の中に位置する、ラグジュアリーな滞在を楽しめる宿泊施設です。
客室は52平方メートルから170平方メートルまでと広々としており、すべての客室に天然温泉かけ流しの専用風呂と足湯、サウナが完備されています。さらに、一部客室には露天風呂や岩盤浴専用の部屋も備えられており、滞在中はいつでも心と体を休める癒しの時間を過ごせます。
インテリアは木目調やアースカラーを基調に、自然と調和した上質な空間が広がっています。食事には、伊豆近海の金目鯛や国産牛を使った「うにしゃぶ」や「すき焼き」など、こだわりの料理が充実。愛犬と一緒に泊まれる専用ドッグラン付きの客室もあり、ペット連れの旅にも対応しています。
箱根観光の拠点にも便利なロケーションで、非日常のリゾートステイを満喫できる一軒です。
- 住所:神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷483-2
- アクセス:小田原駅から箱根登山バスもしくは伊豆箱根バスで「蛇骨野」バス停まで約30分、下車徒歩約2分
- 公式サイト:Rakuten STAY TERRACE 箱根小涌谷
箱根ホテル小涌園(2023年7月12日オープン)
<写真提供/箱根ホテル小涌園>
箱根・二ノ平でリニューアルオープンした「箱根ホテル小涌園(こわきえん)」は、家族連れからカップル、シニア層まで幅広い層に親しまれているリゾートホテルです。
館内には、開放感あふれる大浴場と露天風呂があり、箱根ならではの温泉を存分に堪能できます。隣接する人気の温泉テーマパーク「箱根小涌園ユネッサン」とも直結しており、宿泊者は水着で楽しめる温泉アミューズメントも体験可能です。また、レストランでは地元食材をふんだんに使ったビュッフェ料理が楽しめるほか、季節ごとのフェアも開催しています。
ホテルステイと温泉レジャーを気軽に両方楽しめる、箱根旅行にぴったりの拠点です。
- 住所:神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297
- アクセス:小田原駅から伊豆箱根バスで「小涌園」バス停まで約40分、下車すぐ
- 公式サイト:箱根ホテル小涌園
4. 箱根の新スポットに行ってみよう!
人気の温泉地である箱根は、古くから多くの人々に愛されてきましたが、近年はその魅力がますます進化しています。自然の美しさを生かしたアウトドア施設や、新たな感性を体験できるアートスポット、地域色豊かなカフェやショップなど、訪れるたびに新たな発見ができるでしょう。箱根旅行を検討している方は、ぜひこの機会に新しい箱根を楽しんでみてくださいね。
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